徒然なるままに
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働き方

人生二毛作になったら何をするか

長寿化によって生きる時間が伸びる一方で、生活するための資金も必要で、これまでより長く働くことは、自然になってくるでしょう。

 
1992年と2002年の高齢者の通常歩行速度を比べてみると、 男女ともに11歳若返っているという調査結果があります。(例えば、2002年の75歳は1992年の64歳と同じ速さ)
鈴木隆雄他「日本人高齢者における身体機能の縦断的・横断的変化に関する研究」(第53巻第4号「厚生の指標」2006年4月,p1-10)。

元気であれば仕事やそのほかの活動に、一昔前より10年延長して従事しても、不思議ではありません。

70歳まで定年延長の動きはありますが、1つの会社で雇用され定年を迎えて後は余生を過ごすという従来のパターンに代わって、まだ続く時間と健康な体を持って、次のライフステージに移行するという意識が徐々に浸透するでしょう。


終身雇用制がなし崩し的に消えていくのと並行して、60代、70代になっても働くというという認識が一般的になり、そのための環境が整ってくると、人生二毛作時代の本格的な到来となります。LIFE SHIFT(リンダ グラットン著)で描かれている生活スタイルです。 

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

  • 作者:リンダグラットン,アンドリュースコット,池村千秋
  • 出版社/メーカー:東洋経済新報社
  • 発売日:2016/10/21
  • メディア:単行本


人生をどう設計して生きていくかは、個々人にゆだねられます。人生二毛作が現実のものとなると言われて、さてどうしようかと考える人もいると思います。過去の時代には無かったことですから、戸惑いもあるかもれません。ですが、一生の間に色んなことにチャレンジできるようになったわけで、上手にナビゲートして、人生楽しいものにしたいですね。


チャップリンの言葉が浮かびます。

『人生は恐れなければ、とても素晴らしいものなんだよ。人生に必要なもの。それは勇気と想像力、そして少しのお金だ。
Life can be wonderful if you’re not afraid of it. All it takes is courage, imagination… and a little dough.』

ファーストステージの会社人生で味気ない思いをしていても、次のステージへ移るための準備をして楽しみにしながら過ごすというのも、良い過ごし方だと思います。

長い道のりを旅するスタイルはひとそれぞれ。寛容な(inclusive)社会になっていくと思います。

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私の場合、食べるためにこれまで同様に働かざるを得ないという状況は避けたいと思っています。最期を迎えるまでの生活資金は今のうちに運用でなるべく増やして困らないようにしておいて、早期リタイアできる状態にしたい。(身も蓋もない考え!)


その上で、次のステージでは収入は少なくても自然体でやれる仕事について、誰かの役に立てればよいかな、と思ったり。

 
はたまた、役に立つなんて事は考えずに、せっかくだから型にはまったことには距離を置いて、好きなことを勝手に追いかけて、変り者くらいに思われるくらいがいい、と思ったり。好きなこと追いかけているうちに、何か途方もなく面白いものに出くわすかもしれないし(その方が世のためかも)。そうでなくても構わないし、気の向くまま興味の向くままに、いろいろやってみたい。なんて思ったり。

  
まあ、あまりぎっちり計画立てて考えても、どうなるか分からない要素も多いし、楽しみに従って、自然なあるがままの自分でいられる生活を送りたい、という気持ちです。


セカンドステージとして何か成し遂げようというより、解放された気持ちでやってくるものを受け入れたいという感じでしょうか。

 
趣味は大事に続けていきたいし、趣味を通じて新しい交友が広がるかもしれません。今はそんな余裕はありませんが。相変わらず独りで楽しんでいるかもしれませんけど、どちらでも好いです。

 
100人いれば100通りの道筋が出来ます。読者の方はどんなセカンドステージを描いているでしょうか。


 上に挙げた以外にチャップリンの言葉でこんなのがありました。

『人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ。
Life is a tragedy when seen in close-up, but a comedy in long-shot.』


今日はこの辺で、また明日。