徒然なるままに
My Natural Garden & Cafe
資産運用

資産運用は待つことも大事

早期退職を考え、株式で資産運用しているのですが、昨日持ち高を半分近く売却し、現金に換えました。

株式市場の状況は当分好転しそうにないと判断しました。遅すぎの判断だったかなと、少し反省。


今年は動かずに待つしかない1年になる覚悟を決めました。残りの半分も相場をみて危うそうなら売却するつもりです。一方、可能性薄いと思いますが、もしもどこかで底を打つようなら今回売却で得た資金で安値で買い戻します。

リタイア後の必要資金を運用で獲得するには、長期で構えないといけません。運用成果はその時々の経済・政治環境に左右されてしまうので、待つことも必要と分かっていても、ちょっと残念。早期退職が遠のきます。

<現状の市況認識>
・米中貿易戦争は長期化が必至です。米国は中国通信機器大手ファーウェイへの米国製品輸出を禁止しましたが、中国は、米国が中国からの輸入に頼っているレアアースの輸出制限を示唆し対抗しています。6月に大阪で開かれるG20での習近平とトランプ両氏の首脳会談では改善は見込めないでしょう。

相手を自分の思い通りにするために力でねじ伏せる姿勢を取り続ける限り、現実的な解決方法を模索する芽は摘まれてしまいます。こう着状態は続くでしょう。


・中国政府の景気対策への期待から、中国経済は今年の半ばから回復へ向かうという見方がありましたが、米中対立の影響でその期待はしぼみつつあります。

・米国では、リスクオフで資金が安全資産である米国債に流れ、長期金利が低下、景気後退の予兆とされる長短金利の逆転が生じています。米国経済は依然堅調とされていますが、不透明感が漂います。

・日本では、国内の消費が力強さに欠けていることに加え、米中貿易戦争の影響で外需が落ち込み、景気が上向く材料が見当たりません。政府は強気の見通しを維持し消費増税は延期しないつもりで、実施されれば消費はしばらくは更に落ち込むでしょう。

・日米貿易交渉においてトランプ大統領は、「8月に両国にとって素晴らしいことが発表されると思う」と述べました。日本に対する要求を突き付けて来るのでしょうから、輸出企業にはネガティブな影響が出ることが予想されます。

・トランプ大統領は昨日、メキシコからの輸入品すべてに5%の追加関税を課すと発表しました。メキシコが国境からの不法移民流入に対策を取っていないことへの措置です。メキシコからの輸入は主に自動車で、メキシコの工場から米国市場に自動車などを輸入する日本企業にも影響が出るとの報道です。

こうした状況では企業は設備投資を控えるでしょう。企業の利潤は下押しされ、賃金の低下を通じて消費は抑えられるでしょう。

明るい面が見つからないです。米中対立が解けない限り、世界経済は重石を抱えた状態が続くでしょう。 “まさか”の事態が起きれば別ですが。起きて黒雲を吹き払ってくれないかな。雲行きを見つめて待つしかないか….。腰を据えて待ちたいと思います。


では、また明日。