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働き方

トヨタ社長も終身雇用は継続困難

 13日トヨタ自動車の豊田社長が「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と述べたことが、話題になっています。


終身雇用にメリットがあった時代は過去のものとなった、と認めた発言で、経団連会長につづいて日本のトップ企業のトヨタ社長も、終身雇用は続けられないことの表明です。これで終身雇用は終焉したという意識は浸透するでしょう。各企業は終身雇用を前提にしない行動に抵抗が無くなります。

サラリーマンは自ら人生設計を意識せざるを得なくなります。とくに中高年サラリーマンは、会社の外にフィールドを広げて考える必要があります。

12日にUPした記事で引用した柳川教授へのインタビュー記事は2015年のものですが、現実のものとして迫ってきます。

《再掲》

――現実的にいま働いている人がすべきことは?

柳川 メインの仕事をやめずに、新たなスキルを習得したり、サブの仕事を少しずつつくっていくことです。ひとつのステップとして、『バーチャルカンパニー』をつくってみると良いでしょう。起業が実現できなくても、目指すことにも意義があります。自分の能力や市場性を客観的に評価したり考えたりするきっかけになりますから。もちろん、本業を優先させながらでいい。無理なリスクは負わず、起業を目指す場合はバーチャルカンパニーに見込みが出てきたときに、重点を少しずつ移していけばいい。能力開発については、いままで培った技術や知識を活かすことも大事ですが、そのまま通用すると思わないほうが良いでしょう。1、2年かけて能力開発をしていくぐらいの心構えで、現状の延長線上で新たな仕事に必要な能力を身につけていくのです。

――労働者側だけのアクションや意識変革だけでは実現は難しいのではないですか?

柳川 その通りです。会社側もバーチャルカンパニーのようなアクションをサポートすべきです。社員の副業も積極的に認めるべきです。終身雇用が維持できない以上、社員に外でも生きていける能力を身につけさせることは雇用側の責務です。また、それを支援することは会社にとってもプラスになります。バーチャルカンパニーや、会社の外でも通用するようにと身につけられた知識や能力は、会社での本業にも役立つことが多いはずです。

これからは仕事を掛け持ちする時代。それくらいの発想の転換が必要です。とにかく、何もしないのでは、可能性も生まれません。日本の労働者は優秀です。多くの技能・知識を身につけている方が多い。しかし、その能力が発揮されていない方も多いというのが正直な印象です。とくに中高年の方は、能力を持て余している。もったいないことです。たとえば、5年後に自分の定年がくると考えてみてはいかがでしょう。そこにはまだまだやれる自分がいるはずです。もう一度ポジティブにしっかりした未来像を持って働いてほしいと思います。              (2015年12月22日公開)

https://gakusya.org/opinion/interview-1/yanagawa-interview_vol3/

変化の波をらくらくと通過していくに必要なのは、変化に頭を叩かれる前に目を醒ますこと。目覚めて自分の人生を生きるぞ!と行動していくことです。自分はゆっくりしていたい… とぐずぐずしていたら、状況はそれだけ困難になって行きます。何だか有無を言わさず変化が進んでいる感じです。

この変化。一人ひとりが自分の人生に責任を持つことを求められている訳で、今まで所属組織に安住していた人はあたふたするかも知れません。でも、そんな会社依存の生き方は決して幸せなものではないでしょう。自分の人生のハンドルは自分で握ることで、真の意味での多様性を受容する深さと、本当の愉快さ、楽しさを享受する社会へ移行していくことは間違いありません。全てはよきことのために起きているのです。

先は見えなくても、一人で舟を漕ぎ出しましょう。途中で色んな出会いがあるでしょう。助けられたり、助けたり。冒険を呼び込んで今の自分からは想像も出来ない自分に変わっていくのを許しましょう。きっと会社依存の先の見える生活より、充実した満足のいく人生を歩めるでしょう。仮にそうでなくとも、あの世に移る時に「よい夢を見ることが出来た。」と思えるでしょう。その方が何倍も良いです。あの世に持っていけるのは、この世での経験だけです。

人生は夢のようなもの、というのはこれまでも多くの人達-さまざまな国や文化に属しバックグランドを異にする人達-が人生の最期に漏らした感想です。全てを通りぬけてきた最後に振り返ると、まさに『人生は夢』なのでしょう。

夢を生きましょう。

では、また明日。